クリンチェック治療計画のソフトウェアにCBCTを統合:

矯正歯科と補綴歯科の治療計画のためのインビザライン システムに新たなイノベーション

2022.10.04

コンビームCT(CBCT)スキャンと口腔内スキャンのデータをクリンチェック治療計画にデジタル統合することで、 医師はより精度の高い診断を行い、インビザライン歯列矯正アライナーを使用し、より幅広い症例を治療可能に

2022年10月4日 ― 米国アライン・テクノロジー社(Align Technology, Inc. 以下「アライン社」)の日本法人 インビザライン・ジャパン株式会社(東京都品川区、代表取締役 松本 貴嗣 まつもと たかし)は、本日 デジタル治療計画ソフトウェアであるクリンチェック ソフトウェアに搭載する、新たなコンビームCT(CBCT)統合機能の提供を開始することをお知らせします。アライン社は、インビザライン歯列矯正アライナーシステム、iTero口腔内スキャナー、デジタル矯正および補綴歯科用のexocad CAD/CAMソフトウェアの設計、製造、販売を行うグローバル医療機器メーカーです。CBCT統合機能により、歯根、歯槽骨、歯冠を単一の三次元モデルに統合し、デジタル治療計画プロセスの一環として患者の歯根を視覚化することができる使いやすいツールとなります。またデジタル治療計画作成プロセスにおいて、患者様の解剖学的構造の可視性とコントロール機能を向上させることにより、ドクターが自信を持って広く診断を行い、インビザライン歯列矯正アライナーを使用して、より幅広い症例を治療できるように支援します。

歯列矯正医であるグラハム・ガードナー博士(米国バージニア州リッチモンド)は次のように述べています。「CBCTスキャンデータをデジタル治療計画に統合することで、ドクターはその専門知識を活用し、インプラント部位の準備を伴う補綴前処置の症例、異なる治療計画オプションの決定(拡大か抜歯かなど)、埋伏歯や未萌出歯を誘導するティーン症例を含むあらゆる種類の不正咬合に治療を拡張するためのコントロールと自信が得られます。患者様の実際の歯根画像を用いた治療計画はゲームチェンジャーです。一人ひとりの歯根や歯槽骨の特性を考慮することができるので、追加される情報量とそこから得られる洞察は、これまでの治療に大きな変化をもたらします。インビザライン歯列矯正アライナーを使った積極的な治療計画は、一般的に固定式装置を使うときのような、その効果に対応するのとは異なり、あらかじめ治療計画を作成できることから、CBCTとの統合に適しています」

アライン社の最高プロダクトマーケティング責任者で、アジア太平洋地域バイスプレジデント兼マネージングディレクターのラージ・プディペッディは、次のように述べています。「アライン社はデジタル歯列矯正と歯科治療の先端あり、効率的で効果的な患者様の治療にあたり、診療を組み立てるためのシームレスなソリューションをドクターの皆様に提供するため、デジタル製品とサービスの統合プラットフォームを開発しています。使いやすいインターフェースにより、CBCTスキャンデータと口腔内スキャンデータをデジタルに融合させ、クリンチェック治療計画のための操作可能な3Dモデルを作成することで、ドクターが患者様のニーズに合わせて治療計画を立てることが可能となります。私たちは、ドクターの皆様にとって使いやすく、デジタルワークフローに取り入れやすい、高品質の自動化機能を提供できることを嬉しく思っています。弊社の先進的な技術によって、ドクターが患者様に最善の治療を提供できるように、非常に直感的なユーザーインターフェースを備えた治療計画を提供します」

歯科矯正医であるアラン・スーシェ博士(フランス、ミュルーズ)は次のように述べています。「クリンチェック治療計画に統合されたCBCTスキャンデータを使用することで、歯冠や歯根、歯槽骨の構造をさまざまな角度から確認することができます。今ではティーン症例の埋伏歯や未萌出歯の位置、全症例の歯根の位置を視覚的に確認して、検討できるようになりました。クリンチェック・ソフトウェアの能力と、歯根の 3Dコントロールなど数多くの機能を活用することで、とても容易に治療計画を作成できるようになりました」

日本国内における、クリンチェック治療計画ソフトウェアのCBCT統合機能の提供は本日以降ご利用できるお客様の範囲を段階的に拡大してまいります。

販売名:クリンチェック・ソフトウェア

医療機器承認番号:23000BZX00197000

報道関係者からのお問い合わせ先

インビザライン・ジャパン株式会社

コーポレートコミュニケーション 佐々木 e-mail:pr-jp@aligntech.com
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